Razer Tiamat 7.1 v2 ヘッドセット

新ヘッドセット「Razer Tiamat 7.1 v2」 を発表

日本のだいたい中心(岐阜県)でRazer愛を叫ぶ

「日本のだいたい中心(岐阜県)からRazer愛を叫ぶ」は、私が愛してやまないRazer製品を紹介していくコーナーです。定番のものから日本未発売のレア物まで様々な製品をレビューします。
ゲーミングデバイスでは他の追随を許さないRazer。ゲーム好きなら誰でも一度はあこがれ、その高額の壁にひるんだ経験がありますよね?

北米時間2017年7月25日(日本時間26日)にRazerがリアル7.1chのPC用のヘッドセット「Razer Tiamat 7.1 V2」、「Razer Tiamat 2.2 V2」の発売を発表しました。

Razerのヘッドセットでは、先日、「Razer Thresher Ultimate for PlayStation 4」「Razer Thresher Ultimate for Xbox One」が発表され、発売を控えていますが、「Razer Tiamat 7.1 V2」、「Razer Tiamat 2.2 V2」は、7月23日にTwitterでティーザー告知があり、25日には発表とほぼ同時に発売開始と異例の速さとなりました。

Tiamat 7.1は左右イヤーカップに5個ずつの専用スピーカードライバー(計10ドライバー)を搭載し、リアル7.1ch出力対応モデルの「True 7.1サラウンドサウンドヘッドセット」。Tiamat 2.2は専用スピーカードライバーを左右に2基ずつ搭載した2.1ch出力モデル。

その内、Tiamat 7.1 V2の注目すべき点は、バーチャル7.1chサラウンドサウンド主流になりつつあるヘッドセット市場の中でリアル7.1chがどれだけ明確な違いを見せること(聴かせること)ができるかといえます。

今回の記事では、発売が発表された2つのTiamat V2の内、Tiamat 7.1 V2を紹介していきます。

Razer Tiamat 7.1 V2(Amazon.comで個人輸入)レビュー」の記事と是非、あわせてご覧ください。

Razer Tiamat 7.1 V2

Razer Tiamat 7.1 V2

ちなみに「Tiamat」は「ティアマット」と読んでしまいがちですが、正確には「ティアマト」と読みます。由来はメソポタミア神話に登場する海の女神。Razerのヘッドセットには、海の生物や神話に関係するネーミングルールがありますので、「Tiamat」もその通りです。


リアル7.1ch出力対応「Razer Tiamat 7.1 V2」

Razer Tiamat 7.1 V2発表までの経緯

「Razer Tiamat 7.1 v2」は、まず、7月23日にRazerの公式Twitterで、告知ティーザー(下記)が公開されました。

かろうじてヘッドセットと分かる10秒の動画と「True Accuracy = 真の精度」と「2017年7月25日」という日付だけでしたが、True Accuracyという言葉から「Tiamat 7.1 v2ではないか?」と敏感な反応を見せるRazerファンも多くいました。

昨今のRazer製品の「V2」ブームの中、2011年の北米市場での発売(日本国内は2012年)以来、Razer Tiamatシリーズやリアル7.1サラウンド対応ヘッドセットは発表されていなかったので、期待が募ります。ただ、ヘッドセットでは「Razer Thresher」が発表されたばかりですし、「Razer Synapse」や「Razer Surround」を使ったバーチャル7.1サラウンドサウンドの開発に傾倒しつつある中で、このタイミングでのリアル7.1サラウンドサウンドのヘッドセットの発表には少々驚いたRazerファンも多かったと思います。

ですが、これにはもう少し他の理由もありそうです。

ROG Centurion(ROG 7.1)

バーチャル7.1が主流になりつつある中、ASUSから2017年7月7日にリアル7.1サラウンドサウンドのヘッドセット「ROG Centurion(ROG 7.1)」が発売されました。ASUSのROGシリーズには、「Strix 7.1」というリアル7.1対応のヘッドセットがあり、「ROG Centurion(ROG 7.1)」はそのマイナーチェンジに近い仕様のようです。

時期は少しズレましたが、後を追うように発売されるとは何とも怪しいタイミングです。
Razerとしてはユーザーを取られまいと、Twitterでのティーザー告知から異例のスピード発売となったのではないでしょうか?

バーチャル7.1サラウンドヘッドセットに比べ、リアル7.1対応のヘッドセットはROG Centurion(ROG 7.1)も実売価格31,000円~34,000円と非常に高額です。そもそも製品の選択肢も少なく、そんなに次々と買ったり、複数所有したりすることのできる金額ではありません。
私自身も、今回ばかりはRazerから浮気してROG Centurion(ROG 7.1)の購入をYoutubeのレビューを見て検討しているところでした。

いまだに人気の高いRazer Tiamat 7.1

初代のRazer Tiamat 7.1は2011年の発売以降、アナログ接続のリアル7.1chサラウンドヘッドセットとしていまだに根強い人気があります。競合となるヘッドセットがあまり多くなかったことも理由の一つですが、ヤフオク!では、中古でも20,000円から25,000円で取引されています。
しかし、この数年で価格や設定の手軽さもあり、バーチャル7.1サラウンドサウンドのヘッドセットが主流となってきました。さらに各社とも、ヘッドセットの違いをデザインや着け心地の快適さといった点に求め始めたために、約5年以上前のTiamatは少しマニアックな商品となってきつつあったとも言えます。

Razer Tiamat 7.1からの変更点

Tiamat 7.1 V2は、5個ずつの専用スピーカードライバー(計10ドライバー)を搭載し、リアル7.1ch出力対応という点と、スピーカーやウーハー、マイク音量音量を調整したり、7.1サラウンドサウンドと2.0ステレオモードを切替たりする「オーディオコントロールユニット(Audio control unit)」が付属している点は初代Tiamat 7.1と全く同じ仕様です。

変更点と言えば、いまやRazer製品には付きものとなったChromaライティングと、ヘッドセットのデザインくらいのようです。初代Tiamat 7.1も当時にしてはかなり斬新なデザインでしたが、Tiamat 7.1 V2では、他のRazerヘッドセットとも一線を画した近未来的なデザインが採用されています。

北米市場での価格と国内価格

Tiamat 7.1 V2のRazerの公式サイト(Razer Zone)での北米向け価格は199.99ドル(約2万2338円/7月26日時点)で、すでに購入ができる状態でした。
日本国内向けの公式販売サイト(Razer Store)での販売価格は、30,880円となっていますが、まだ購入はできず、「在庫切れ」表示。香港台湾のRazer公式サイト(Razer Zone)では購入ができるようになっていましたので、いつもの通り、アジア圏で日本市場だけカヤの外です。

「Tiamat 7.1 V2」北米のRazerZoneでは購入ができる状態

「Tiamat 7.1 V2」北米のRazerZoneでは購入ができる状態

「Tiamat 7.1 V2」日本のRazerZoneではまだ購入できない

「Tiamat 7.1 V2」日本のRazerZoneではまだ購入できない

余談ですが、Razerの日本語ホームページは本当に不親切で使いにくいなと思うのは私だけでしょうか・・・?リンク先が英語サイトになっていたり、購入ボタンを押すと海外のRazerStoreの決済ページに飛んだりと結構なストレスです。しかも翻訳が直訳に近く、一読では意味が分からないことも多々。

Razer Tiamat 7.1 V2は「買い」なのか?

今回はRazer Tiamat 7.1 V2の発表から発売までの経緯や競合ヘッドセットなどについてざっと触れてみました。

初代Tiamat 7.1からの大きな変更点は、Chromaへの対応ヘッドセット部分のデザインくらい。
それだけTiamatの完成度が高かったとも考えるか、反対にリアル7.1サラウンドサウンドの技術に劇的な向上が見られないと考えるか。

数ヶ月おきにバーチャル7.1サラウンドサウンドのヘッドセットの新機種が各社から発表される中、複数所有したり、買い増しをするくらいなら、「バーチャル7.1+リアル7.1」のセットを手元に置いておきたくなります。また、この数年でRazerがヘッドセットで培ってきた人間工学に基づいた快適な着け心地などはTiamat 7.1 V2でも実現されているはずです。

PUBGやレインボーシックス シージ、バトルフィールドといったタイトルには、ヘッドセットは必需品です。エイムを鍛えるよりも先にRazer Tiamat 7.1 V2で確実にライバルに差を付けることができます。

Amazon.comで購入

ここまで記事を書いていて、Razer製品の「欲しいっ!」という物欲は私には止めることができません。
実は、すでにAmazon.comで購入をしています。購入日のレートだとImport Fees Deposit込みで26,396円でしたが、日本での予定価格が30,880円ですので、結構安く買えました。到着は8月23日~9月12日とありますが、だいたいこの予定よりは早く届くので8月中旬だと予想してます。
その頃には日本で発売されているかも知れませんが、レビューをお届けしたいと思っています。

Amazon.comでTiamat 7.1 V2を購入

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Razer Tiamat 7.1 V2のスペック

Razer Tiamat 7.1 V2のスペックは以下の通りです。

詳細はRazer公式ページ「Razer Tiamat 7.1 V2」をご覧ください。

  • 外観
    • 10x オーディオドライバー
    • 折り畳み可能な単一指向性マイク
    • オーディオコントロールユニット
    • 給電用 USB コネクター
    • PC コネクター:3.5 mm マイクロフォンジャック、4 x 3.5 mm オーディオジャック
  • ヘッドフォン10個のドライバー(ネオジム磁性体採用)搭載
  • マイク
    • 周波数特性: 100 – 10,000Hz
    • 感度 @ 1 kHz:-38 dB ± 3 dB
    • S/N 比: 58 dB
    • 集音パターン:単一指向性 ECM マイク
  • オーディオコントロールユニット
    • マスター音量、フロントスピーカー、センタースピーカー、サブウーハー、サイドスピーカー、リアスピーカー、マイク音量、マイク消音、オーディオ消音、7.1 サラウンドサウンド / 2.0 ステレオモード切替&スピーカー / ヘッドセット切替
    • ケーブル: 3 m / 9.8 ft 編組ファイバーケーブル
    • 電源用USB 端子
    • PC側 接続端子: 3.5 mm マイク端子、および、4 x 3.5 mm オーディオ出力端子
    • 外部スピーカー端子:4 x 3.5 mm オーディオ端子

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