2018年5月31日発売「ジェネレーション4(retro-bit generations 4)」

7月5日に発売延期>ジェネレーション 4(retro-bit GENERATIONS 4)が2018年7月5日5月31日に発売

レトロビット・ジェネレーションシリーズの第4弾「ジェネレーション 4(retro-bit GENERATIONS 4)」20185月31日7月5日(延期※)に発売されます。

※【2018/5/19更新】
「本体およびSDカードへのデータセーブ」に不具合が出たということで発売が7/5に延期となっています。
加えて「R-TYPE LEO」「クロスブレイズ」「魔法警備隊ガンホーキ」「ザビガ」「ファイティングファンタジー」「ロードオブキング」「天聖龍」はジェネレーションの特徴でもあるゲーム途中でのセーブができないとのことです。

前作のジェネレーション 3でジャンルやメーカーの極端な偏りが解消され、キワモノハード感を脱したジェネレーション。今回のジェネレーション 4では、収録43タイトルの内、アーケードタイトルが42タイトルとなりました。

ジェネレーション4の主な収録タイトル

ジェネレーション4の主な収録タイトル

ファミコンミニ、ミニスーファミ以降、メガ ドライブ ミニ(仮称・2018年発売予定)、NEOGEO mini(ネオジオ ミニ・発売時期未定)とレトロゲームを多数収録する家庭用ゲーム機のミニ版が登場する中、アーケードゲーム中心の収録に方向転換した道は正しいのでしょうか?

そんなジェネレーション 4の気になる収録タイトルとジャンル、購入の注意点や予約方法についてお話をしていきたいと思います。


ジェネレーション4の外観と収録タイトル

ジェネレーション 4の外観

ジェネレーションシリーズのメガドライブ風の形状は初代から全く変わっていません。各シリーズではベースカラーだけが異なり、初代ジェネレーションはブラック、2がシルバー、3がホワイト、そして今回の4がブルーとなりました。

ジェネレーション4本体は青ベース

ジェネレーション4本体は青ベース

個人的には「青×赤」は奇抜過ぎてちょっと…な感じですが、ゲーム機の王道カラーをこれまでのシリーズで使い切ってしまったのでやむを得なかったのかも知れません。
ジェネレーション 5のカラーが今から不安なのは私だけでしょうか?

名作から迷作までの収録タイトル

ジェネレーション 4では、アイレム(22タイトル)、データイースト(16タイトル)、ジャレコ(5タイトル)の合計43タイトルが収録されています。
これまでのシリーズと同様、名作から迷作までの玉石混淆な収録タイトル。もはやこれがジェネレーションらしさとなりました。

しかし今回は初代ジェネレーションにあったスーパーR-TYPEが再収録され、アーケード版とは言え、同じく初代にファミコン版が収録されていたTraverse USA(海外版ジッピーレース)や10ヤードファイトもあるなど「?」なタイトルも。
一見、謎な重複収録ですが、初代ジェネレーションは海外製品を単純にローカライズしたもので、恐らくジェネレーション 2以降は発売元のJNNEXが独自でタイトル選定をしているのが原因ではないかと想像します。

ジェネレーション4の収録タイトル一覧

ジェネレーション4の収録タイトル一覧

収録予定タイトルにジャンル、稼働・発売年を追加したリストはこの記事末に一覧で用意しました。

アーケードタイトル中心に収録した結果…

初代ジェネレーションでは、アーケードタイトルは0(全80タイトル)でしたが、ジェネレーション 2では13タイトル(全42タイトル)、ジェネレーション 3では24タイトル(全50タイトル)と徐々に増え、今回のジェネレーション 4では収録43タイトルの内、アーケードタイトルが42タイトルとなりました。

個人的には、前回のジェネレーション 3発売当時の記事「GENERATIONS 3(ジェネレーション 3)が発売決定!」の最後にも書いた通り、レトロアーケードゲームのみに絞られたのは大歓迎
ですが、1980年代半ばから後半のゲームセンターではシューティングゲームの全盛期だったため、ジェネレーション 4の収録タイトルの半数以上になる23タイトルがシューティングジャンルになってしまいました。

当時のアーケード機は家庭用ゲーム機よりも大幅に性能が良く、否応なしにその違いを見せつけることができたのがシューティングゲームだったんですね。

余談ですが、ファミコン版のグラディウスが発売された際、そのグラフィックの美しさや完成度の高さに友人たちが歓喜する中、すでにゲームセンターでやりこんでいた私はオプションの数やレーザーの長さの違いに少し物足りなさを感じたものでした。

シューティングゲームがスムーズにプレイできるか?

収録タイトルの多くがシューティングゲームになったジェネレーション 4。
ここで心配になってくるのが、果たして、敵機や弾の多いシューティングゲームがジェネレーション 4でスムーズにプレイできるのかということです。

実はジェネレーション 2や3でも明らかに動きがおかしく正常にプレイできるとは言いがたいタイトルが必ず含まれていました。JNNEXのホームページにも「GENERATIONSジェネレーション3は製品スペックの限界により 当時のゲームを100%再現出来ないタイトルがあります。」と書かれています。

爽快感が肝のシューティングゲームで処理落ちカクツキは致命的です。
今回も収録ゲームのデバッグやテストプレイがしっかりとできていないタイトルが恐らく含まれていますが、ジェネレーションシリーズにはそういったものも込みで購入する心意気が必要だと思います。
とは言え、当時、ゲームセンターの喧噪の中でしか聞けなかったBGMを家庭で聞くことができるだけでも胸熱かも知れません。

新設されたレトロビットのホームページとジェネレーション 4の購入方法

レトロビット(retro-bit)のホームページが新設

販売元のJNNEXのホームページにはジェネレーション4についての情報が全くなく不思議だったのですが、5月にレトロビットのホームページが開設されていました。
実際には、このレトロビットのホームページよりもPRTIMESにあるプレスリリースのほうがジェネレーション 4の情報が詳細に記載されています。

レトロビットシリーズのホームページ

レトロビットシリーズのホームページ

ジェネレーション 4の購入方法

レトロビットのホームページ内の「店舗一覧」にかなり詳しく取扱店舗が掲載されていますが、この全ての店舗で発売日にジェネレーション 4が販売されるかは不明です。
原稿執筆時点ではAmazon楽天市場HMVのオンラインショップなどで予約ができることは確認ができました。

オープン価格となっていますが、Amazonでは9,980円(税込み)とジェネレーション 2や3の発売当初と同額です。

ジェネレーション 4(GENERATIONS 4)

同梱のコントローラーは1つのみ

初代ジェネレーションでは専用コントローラーが2つ同梱されていましたが、ジェネレーション 4では前機種と同様にコントローラーは1つのみです。
追加のコントローラーとしてジェネレーション/PC対応コントローラー「ジェネコン(GENECON)」が発売されています。

今回の収録タイトルにはシューティングが多いので、連射機能が付いたジェネコンの発売を期待したいところです。

ジェネコン(ジェネレーション/PC対応コントローラー)

ジェネレーション4に収録されるゲームタイトル一覧

アイレム:ジッピーレース、怪傑ヤンチャ丸、R-TYPEシリーズなど22タイトル

アイレム(現在は株式会社アピエス)は1997年にアイレムソフトウェアエンジニアリング(当時のナナオ、現在はEIZO株式会社の100%子会社)にゲーム事業を譲渡しています。

タイトル名ジャンルハード稼働・発売年
Traverse USA(ジッピーレース海外版)バイクレースアーケード1983年
10ヤードファイトスポーツアーケード1985年
怪傑ヤンチャ丸アクションアーケード1986年
R-TYPEシューティングアーケード1987年
R-TYPE IIシューティングアーケード1989年
R-TYPE LEOシューティングアーケード1992年
Mr.HELIの大冒険シューティングアーケード1987年
ビジランテアクションアーケード1988年
迷宮島アクションパズルアーケード1990年
最後の忍道アクションアーケード1988年
イメージファイトシューティングアーケード1988年
レジェンド・オブ・ヒーロー・トンマアクションアーケード1989年
ドラゴンブリードシューティングアーケード1989年
Xマルチプライシューティングアーケード1989年
大工の源さんアクションアーケード1990年
エアデュエルシューティングアーケード1990年
クロスブレイズアクションアーケード1991年
魔法警備隊ガンホーキシューティングアーケード1992年
サンダーブラスターシューティングアーケード1991年
Gallop-Armed Police Unitシューティングアーケード1991年
剣豪アクションアーケード1991年
スーパーR-TYPEシューティング16ビット1991年

データイースト:ダーウィン4078、トリオ・ザ・パンチなど16タイトル

データイーストは、その英語社名「Data East COrporation」から「DECO(デコ)」の愛称で親しまれ、その個性的なタイトルは「デコゲー」と呼ばれることで有名。2003年に倒産しています。

タイトル名ジャンルハード稼働・発売年
スーパーリアルダーウィンシューティングアーケード1990年
イエローキャブカーアクションアーケード1984年
ウエスタンエクスプレスアクションアーケード1986年
エドワードランディアクションアーケード1990年
キャプテンシルバーアクションアーケード1987年
強行突破アクションシューティングアーケード1986年
サイコニクスオスカーアクションシューティングアーケード1987年
ザビガシューティングアーケード1984年
ダーウィン4078シューティングアーケード1986年
ダークシールアクションRPGアーケード1990年
ナイトスターシューティングアーケード1983年
ファイティングファンタジー格闘アクションアーケード1989年
迷宮ハンターGアクションアーケード1987年
ラストミッションシューティングアーケード1986年
リバレーションシューティングアーケード1984年
トリオザパンチアクションアーケード1990年

ジャレコ:フィールドコンバット、フォーメーションZなど5タイトル

ジャレコはファミコンの初期サードパーティー6社(ハドソン、ナムコ、タイトー、コナミ、カプコン、ジャレコ)に名を連ねた老舗メーカーですが、紆余曲折を経て、2014年に親会社であるゲームヤロウと共に倒産しています。

タイトル名ジャンルハード稼働・発売年
ロードオブキングアクションアーケード1989年
カメレオンアクションアーケード1983年
フィールドコンバットシューティングアーケード1985年
フォーメーションZシューティングアーケード1984年
天聖龍シューティングアーケード1989年

全ての収録タイトルはレトロビットのサイトにも一覧があります。
表内の「ジャンル」「稼働・発売年」は筆者調べによるものです。情報の正確さには最善を尽くしていますが、間違いなどがありましたら、ご了承ください。

ジェネレーション 5にも期待!

2016年12月の初代ジェネレーションの発売以降、2017年夏にジェネレーション 2、同年12月にジェネレーション 3、そして2018年5月にジェネレーション 4とかなりのハイペース。
このサイクルですと今年の年末には「ジェネレーション 5」が発売されるかも知れません。
これまでは、カプコン、データイースト、アイレム、ジャレコ、テクノスジャパン、カルチャーブレーンとそうそうたる顔ぶれのメーカーのタイトルが収録されてきました。次回は日本物産、サン電子なんかはどうかなと個人的には思っていたりします。



関連記事一覧